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ケーニッヒ&バウアー、22,000枚/時の最新世代機Rapida106X受注

ケーニッヒ&バウアーの経営委員会メンバーでケーニッヒ&バウアー・シートフェッドのCEOラルフ・サメック氏(右)とケーニッヒ&バウアーのセールス・ディレクターであるディエトマー・ヘイダック氏(中央)の立会いのもと、I.G.B.のマネージング・ディレクターであるアレッシオ・ブレッサン氏(左)が展示会の印刷機にサインボードを取り付ける

 ケーニッヒ&バウアー社は、北イタリアのヴイッジュにあるパッケージ印刷専門会社のI.G.B.社がdrupaにおいて7色コーター印刷機「Rapida 106X」の契約書にサインしたことを発表した。

 この最新世代機は、世界初の毎時2万2,000枚の出力を達成しており、このフォーマットクラスでは世界最速となる。また、完全自動のコーティング版交換システムCPC+をはじめとする印刷準備の高度な自動化装置、ノンストップ・パイル・ロジスティクス・システムなど、従来モデルと比べて生産性を大幅に向上させる数々の技術を備えている。

 さらに、新しい品質管理システム「エルゴトロニック・フォームチェック」も搭載。これは、コンソールで印刷シートにニスコーティング部とトムソン工程での打抜き部のラインを投影することにより、印刷中であっても、製品の完成イメージの確認が容易になる。また、クオリトロニックPDFHighRes(PDFハイレゾ)インライン品質検査装置も装備され、カラーコントロール、シート検査、プリプレスPDFとの比較機能が1つのシステムにシームレスに統合されている。

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