JP2024・印刷DX展、来年は大印工組70周年記念事業として開催
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JP産業展協会(作道孝行会長)主催による「JP2024・印刷DX展」が5月16・17日の2日間、大阪・住之江区のインテックス大阪5号館で開催され、会期中は多数の来場者で賑わい、盛況裡に終了した。
今回は「印刷産業からの新しい提案~豊かな社会の実現に向けて~」をテーマに掲げ、70社を超える企業が出展。DXへの対応策、環境・SDGsへの取り組み、付加価値創造、生産性向上による収益確保、需要を創出する販促アイデア製品など、次の成長に向けた製品・サービスが一堂に披露されたほか、話題の生成AIの最新情報やdrupa2024の事前情報などのセミナーも開催され、各セミナーともに満席に近い状況となっていた。
初日9時30分からの開会式で挨拶に立った作道会長は、昨年以上の出展規模で開催できたことに感謝の言葉を述べた上で「製品を販売することが目的の展示会から、課題解決型の展示会に変貌する中、出展者の皆様には来場者の皆様に様々な情報を提供していただきたい。それがシナジー効果となり、業界の発展につながると確信している」と、有益な情報交換の場となることに期待。その後、祝辞、祝電披露に続いてテープカットで開幕した。
なお、来年の「JP2025・印刷DX展」は2025年5月22日と23日の2日間、インテックス大阪において大阪府印刷工業組合創立70周年記念事業として開催される。