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広瀬鉄工、パッケージ印刷向け本格両面検査装置で内覧会

菊全判本格両面印刷検査装置「SKSSP-40」
圧着DM加工システム「SAC-18+」

 広瀬鉄工(株)(本社/大阪市東成区、広瀬安宏社長)は5月8日から10日までの3日間、ダックエンジニアリング(株)協力のもと内覧会を開催。会期中15社が見学に訪れた。

 今回、メインとなったのは菊全判本格両面印刷検査装置「SKSSP-40」。グリッパー搬送と胴巻付方式を採用し、高速で高精度な印刷紙面検査を行うオフライン式枚葉印刷検査装置で、同シリーズは現在200台に迫る納入実績を誇る。今回は、パッケージ印刷物の本格両面検査仕様の実機稼働を披露した。

 また、オフセット印刷からPODでの出力物まで幅広い印刷物に対応できる圧着DM加工システムも展示実演。今回は、ニスコーティングとUVランプの間にIR乾燥装置をオプションで搭載した「SAC-18+」として紹介。プレヒートによってトナーとニスの密着性が高まることから、これまで制約のあった対応プリンタの幅を広げている。

 さらに、内覧会では静態展示ではあるが、菊半裁グラビア塗装機HGSC-28も紹介。版をシリンダータイプにすることで版交換、見当合わせにかかる時間を大幅に短縮できるメリットなどを訴求した。

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