もりかみ協議会、設立20周年祝賀懇親会を挙行
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森を育む紙製飲料容器普及協議会(もりかみ協議会)は5月10日、東京・丸の内の東京會舘において2024年度定期総会を開催。また、総会終了後には、多くの来賓など迎え「設立20周年祝賀懇親会」を挙行した。
もりかみ協議会は、日本の森を育む紙製容器「カートカン」の需要および供給の拡大を図り、日本の環境保全に貢献することを目的に2004年に設立。20周年を迎えた、もりかみ協議会の会員数は、発足時の30社から53社に拡大している。
祝賀懇親会の冒頭、もりかみ協議会の川原浩会長(アサヒグループ食品(株)代表取締役社長)は、「我々が推進しているカートカンは、国産材、とくに間伐材を積極的に活用していること、また、森林を育てることを通じて地球温暖化の軽減や抑制に寄与していくことなど、大きく変化を続けている環境対応に即したものだと確信している。さらにカートカンを使用してもらうことで間伐材の有効利用が拡大し、そのカートカンの購入費用は山に還元されるなど、消費者が直接的に国内の森を育てることにつながっていく」と述べ、今後もカートカンのさらなる普及・拡大に向け、活動を展開していくことを明らかにした。