ユーザックシステム（株）は4月18日、「印刷業×業務改善セミナー」をリアルとオンラインのハイブリッドで開催。約100名が視聴した。

　「印刷ビジネスの動向2023-2024」と「基幹システム再構築」をテーマにした今回は、まず第1部として「印刷ビジネスの動向2023-2024ーなぜあの会社はうまくいくのかー」を演題に、公益社団法人 日本印刷技術協会 主幹研究員 研究調査部長の藤井建人氏が講演。続く第2部では、はじめにユーザックシステム取締役の大槻勝弥氏が、「紙器印刷業におけるDX 基幹システム再構築と成功事例」を演題に講演。「可能な限りカスタマイズせず、そのまま使えること」など、基幹システムを選択する際のポイントや導入による成功の秘訣を示唆した。

　続いて、同社オリジナルソフト営業部の藤谷啓太氏が、紙器・パッケージ印刷業向け業務管理システム「印刷業名人」の導入で大きな成果を上げている統一印刷（株）（神奈川県藤沢市、雫石宏親社長）の事例を紹介。受注入力時間の大幅な短縮など具体的な導入メリットを示した。