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紙の博物館、3月16日から企画展「藩札から近代紙幣へ」開催

藩札漉込型紙と藩札原紙・藩札(松江藩)

 (公財)紙の博物館(東京都北区王子1-1-3 飛鳥山公園内)では、3月16日から5月12日まで、企画展「藩札から近代紙幣へ〜渋沢栄一、新壱万円札の顔となる!」を開催する。

 今年7月3日、20年ぶりに新しい「日本銀行券」が発行される。その新紙幣の壱万円札の肖像には渋沢栄一が採用された。渋沢は、日本の近代経済社会の基礎を築いたことで知られるが、一橋領の藩札の発行や、新貨条例・国立銀行条例などの制度づくり、洋紙製造会社の立ち上げなど、紙幣の発行や流通においても重要な役割を果たした。

 同展示では、紙幣が日本において本格的に使用されるようになった江戸時代の藩札と、現在に通じる円を単位とした近代紙幣について、渋沢栄一との関わりなども交えて紹介する。入館料は、一般400円、小中高200円。

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