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モリサワ、「タイプデザインコンペティション2024」概要を発表

公式サイトをリニューアル、実施スケジュールと概要を発表

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、今年開催する「モリサワ タイプデザインコンペティション2024」の公式サイトをリニューアルし、コンペティション概要を発表した。

 タイプデザインコンペティションは、書体デザインのアワード。前身となる「モリサワ賞 国際タイプフェイスコンテスト」(1984年)以来、40年にわたって書体デザイナーの発掘とデザインを発信する機会の創造に取り組んでいる。前回(2019年)は世界53の国や地域から、応募総数813点(和文部門258点、欧文部門555点)の作品が寄せられた。

 2024年の開催では、従来の「和文部門」「欧文部門」に加えて、新たに「簡体字部門」「繁体字部門」「ハングル部門」を開設し、中国や韓国など東アジア圏の⽂字⽂化の創造と発展に取り組む。

 「モリサワ賞」は、第一線で活躍するタイプデザイナーとグラフィックデザイナーが審査にあたり、独創性や審美性を追究した作品に贈られる。また、Webサイトに作品を公開して実施する「ファン投票」は、一般からの投票で入賞作品が決定する。

 各部門の応募課題と審査員は、今後公式サイトで順次発表する予定だが、応募期間は2024年5月14日から8月29日で、審査会を経た2025年2月に結果発表を予定している。

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