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TOWA、内覧会で最新鋭Koenig&Bauer社製「Rapida106X」披露

パッケージ印刷会社らおよそ80名が来場
毎時2万枚印刷時のRapida106Xの前で(最右:高本社長、最左:Koenig&Bauer JP 阿部野耕一氏)
内覧会前の起動式で始動ボタンにタッチする高本吉則会長と高本社長

 (株)TOWA(東大阪市高井田中3-9-10、高本禎郎社長)は2月9日、Koenig&Bauer社製最新鋭菊全7色+ニスコーターLED-UV機「Rapida106X」の起動式と内覧会を開催した。

 TOWAは、G段をはじめとした厚紙印刷の生産性・利益率向上を目的に昨年12月、2台の印刷機を廃棄し、世界最速モデルの「Rapida106X」を導入(省エネ補助金活用)。厚紙仕様の同機は、740ミリ嵩上げしてフィーダーとデリバリーに全自動パレット交換機能を装備。引き針がないセンサー式のインフィードシステム「ドライブトロニックSIS」によってG段を毎時2万枚で印刷できる。

 さらに、全胴同時刷版交換の「ドライブトロニックSPC」とローラー洗浄と生産の並行処理が行える「同SRW」の機能により、飛躍的な前準備時間の短縮を実現している。

 デモでは、お菓子上箱(G段1,000枚、TOWAブルー)→4Cチャート(NBスターアートボード、自動パイル交換実演)→お菓子上箱(G段1,000枚、Koenig&Bauerブルー)の順に、すべて最高速の2万枚/時で印刷。厚紙の高速印刷および圧倒的なジョブチェンジの短さに来場者から驚きの声があがった。

 「毎時2万枚の厚紙搬送は『化け物』だ。我々は今後も同機を活用した新たな挑戦を続けていく」(高本社長)

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