中部小森会、名古屋で第30回総会開催-76社・115名が参加
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(株)小森コーポレーションの中部地区ユーザーで構成する中部小森会(田中賢二代表世話人/神田印刷工業(株))の第30回総会が9月7日、名古屋東急ホテルにおいて開催され、76社・115名が参加した。
総会の席上、田中代表世話人は、小森コーポレーションの創立100周年ならびに小森会30周年にお祝いの言葉を述べた上で、「コロナ禍でデジタル化が進み、印刷も簡単なものはネット通販でというのが当たり前になった。そのような中、対面での印刷営業では、より付加価値の高い仕事が求められるようになり、小森会の統一テーマでもある『真価』、真実の価値のある仕事に取り組んでいくことが重要になる」と述べ、さらに利益を生む印刷機の開発を期待した。
続いて、小森会の小松義彦会長は「小森コーポレーションはいまや売上の海外比率70%、90ヵ国以上に輸出する世界的な印刷機械メーカーに成長した。これは、世界がKOMORIの唯一無二の技術力、生産性、機械サービスを認めた証である」と述べ、さらなる技術革新と業界発展への貢献に期待した。
総会終了後は、恒例の小森コーポレーション・小森善治会長および持田訓社長から恒例のKOMORI基調報告が行われたほか、東京大学 先端科学技術研究センターの西成活裕教授による講演会「渋滞学からの経営改善~科学的ゆとりとは何か〜」を聴講した。