コダック、オンラインイベントで事業と成長戦略提示
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コダックジャパンは8月23日、販売店およびユーザー向けのオンラインイベント「グローバルビジョンセミナー2023」を開催した。
今回のセミナーでは、米国・イーストマンコダック社からジェニン・ジョンソン副社長が来日、さらにランディ・バンダグリフ上級副社長が米国からオンラインで参加し、コダックの事業と成長戦略についてプレゼンを行った。
開講に先立ち、小泉正典ヴァイスプレジデントが挨拶に立ち、プレートの安定供給とインクジェットプレスへの投資へのコミットメントを強調。ジェニン・ジョンソン副社長も「たとえ他社がプレート生産をやめたとしても、当社は最後まで世界でプレートを生産し続けるメーカーであるということを強調したい」と訴えた。
次いで、ランディ・バンダグリフ上級副社長が「コダックのインクジェットビジネス戦略〜オフセットからデジタルへの転換を探る」と題して講演を行った。
セミナー終了後、閉会の挨拶に立ったコダックジャパンの河原一郎氏は、「PROSPER ULTRA 520プレスは、ゲームチェンジャー。オフセットとデジタル印刷は競合ではなく、補完し合うもの。サステナブルという意味でも、この共存が実現する時代になりつつある」と語った。