（株）一心社（浦久保康裕社長）と福祉との連携によって生まれた就労継続支援A型事業所「TECTEC CREATIVE」所属アーティストで、イラストレーターで画家の岡本真由美さんが8月2〜4日の3日間、一心社別館1階（大阪市天王寺区大道1-14-14）の「TECTECスペース」において「岡本真由美展」を開催する（入場無料）。
　「TECTEC CREATIVE」では、支援が必要な18歳以上の人に、自立訓練にてクリエイティブを職業として選択できる学習機会と雇用創出・就労支援を行う実践型クリエイティブスクール「TECTEC SCHOOL」において、プロのクリエイター指導のもと、スキルを磨いた利用者や、生きづらさを抱えているクリエイティブ実務経験者が、DTP業務やWEB・SNSの運用、動画・写真データの編集加工作業など、クリエイティブワークを行っている。
　「私は生まれつき耳が聴こえません。物心ついた頃から絵を描くのが好きで1人遊びが得意な子でした。中学2年から5年間、絵画教室に通い、基礎美術を学びました。得意ジャンルは抽象画。今後の目標は、アーティストとして全国や世界のアートプロジェクトに参加すること。今回は、その夢への第一歩です」（岡本真由美さん）