FFGS、第1回「経営戦略実践セミナー2023」600名超が聴講

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富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(山田周一郎社長)は、「新規事業開発と強い営業力で発展し続ける、九州の注目企業2社の経営戦略を探る」を共通テーマに「経営戦略実践セミナー2023」をウェビナー形式で企画。その1回目が1月26日に開催され、およそ600名が聴講した。
今回は九州の北部・南部エリアにおいてそれぞれ成長を続ける新生社ホールディングス(株)(鹿児島市七ツ島)の岡崎洋人社長と、アド印刷(株)(福岡市博多区)の古賀照也社長の2名が講演。九州4県22事業所でグループ展開する新生社ホールディングスは、それぞれ独立経営による競争原理と地域密着型営業、生産体制の共有で成長。そのユニークな経営戦略とともに、コロナ禍における休眠客の掘り起こし、XMFの活用、新商品開発、緊急時の対応など、さらなるグループ力強化に向けた事業戦略の一端を紹介した。
一方、ダイレクトマーケティングに強みを持つアド印刷は、「新規開拓」に対する企業文化の定着や、新規事業への継続的な挑戦にともなう積極投資、さらに「使命感」という経営哲学と行動規範・指針にもとづく放牧営業(権限移譲)で成長。失敗を繰り返すも、Web事業を5年で売上の10%まで成長させるなど、そのアドスリピットをベースとした経営戦略を紹介した。
なお、同講師による第2回は3月16日に開催される予定。