光文堂、国内初上陸「XEIKON PX3300」を実機展示
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(株)光文堂(本店/名古屋市中区、讃岐秀昭社長)は、同社テクニカルステーションで開催中の「第46回 最新製本省力化機材展」において、日本初上陸となるラベルUVインクジェットプレス「XEIKON PX3300」を実機展示している。
XEIKON社の「XEIKON PX3300」は、欧米を中心にすでに250台の納入実績がある。水銀ランプとLEDランプを組み合わせた特許取得済インク硬化システム「Dura Cure方式」により、印刷完了時点で約95%硬化が完了している。表面だけでなく深部まで硬化しているため、「UV臭やUV特有の凸凹感を軽減している」(ザイコンジャパン(株)星名勧社長)。また、安価なインク代により、ランニングコスト削減に貢献できることも強みとしており、「競合の半額とまではいかないが、60%程度の価格は実現しているのではないか」(星名社長)。
今回、欧米に遅れての発売となった経緯について、「十分なサービス体制を確立してからとの意図があった」(星名社長)。満を持しての国内発売となり、大きな注目が集まることが期待される。