大同至高、中部パックで独自開発のPLA使用商品をアピール
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大同至高(株)(本社/名古屋市守山区、川瀬康輝社長)は、PLA(Poly-Lactic-Acid)を使用した様々な商品を開発している。同社はポートメッセなごやで開催中の「2022中部パック」において、100%植物由来のPLAを使用したクリアファイル、また、近々発売を予定している食品容器を提案し、来場者の注目を集めている。
同社が独自に開発したPLAシート「オイシート」は、石油由来原料を一切使用せず、植物由来原料(サトウキビ)を100%使用したシート。PLA100%でありながら柔軟で透明度が高く、印刷や折り加工が可能。従来のPLAシートの弱点を補い、販路拡大と経営戦略の可能性を広げることができる。川瀬社長は「タイ語でサトウキビのことを『オイ』と言うことから『オイシート』と命名した」と話す。
PLA事業部・開発部の山本剛士部長は、「バイオマス100を『商品』として実現しているものは少ない」と自社商品をアピールしている。