HSF2021レポート|仕分けから発送まで物流の自動化を提案
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Horizon Smart Factory 2021(HSF2021)では、「つながるFactory Automation〜ポストプレス視点で考えるDX〜」をテーマに、ホリゾンとパートナー企業各社の最新器機を連動した生産システムによる実演が披露された。
さらに今回のイベントでは、生産システムだけでなく、成果物の仕分け、発送までの最終工程となる物流までの自動化を提案。その核となるシステムが(株)タクテックのゲート開閉式仕分けシステム「GAS(ゲートアソートシステム)」だ。
「GAS」は、各間口にゲートを設け、商品のバーコードをスキャンすると該当する間口のゲートだけが開くシステム。開いたゲートにしか商品を投入できないので、入れ間違いは物理的に起こらず、仕分け後に従来行っていた検品をする必要もなく、仕分けのスピードを大幅に向上させる。
会場で生産された各種成果物は、AGVによって「GAS」を設置した出荷場に搬送。成果物には、出荷情報などを盛り込んだバーコードが添付されおり、このバーコードを読み取ることで入れ間違いのない正確かつ、迅速な仕分け、発送作業を実演を通じて提案した。