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HSF2021レポート|プリンターインラインダイカットシステム

AccurioPress C14000にダイカットシステムをインライン接続
ロボットアームで名刺ブロックを帯掛け機に搬送

 Horizon Smart Factory 2021(HSF2021)では、プリンターインラインダイカットシステムによる実演を披露している。
 同システムでは、コニカミノルタ製プロダクションプリンターのフラッグシップモデル「AccurioPress C14000」とホリゾン製の集積装置とダイカットシステム、そして参考出品となるインライン自動帯掛けシステムで構成された生産ラインで印刷機の生産速度を損なうことなく、名刺の印刷から断裁、帯掛けまでの一連の工程をワンパスで仕上げる実演を披露した。
 実演では、「AccurioPress C14000」でA4シートに21面付された名刺を印刷し、インライン接続された集積装置に搬送。集積装置に一時的にストックされたシートは、型抜き機にて名刺サイズに型抜きされ、分離装置で不要な部分を分離する。切り離された名刺は、集積装置によって1名分になるまでカウントを行い、数量に達するとロボットアームを搭載した自動帯掛けシステムで帯掛け、自動搬送される。
 なお、今回は名刺印刷仕様となっているが、ピナクル刃プレート交換により、名刺のほか各種カード、A4チラシなど多彩なサイズ・形状のダイカットにも対応できる。

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