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FFGS、第2回「経営戦略実践セミナー」600名超が聴講

エクシート・出口専務
東洋・井上専務

 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(辻重紀社長)は、「危機からの脱却と成長を見据えて改革のアクションを起こす経営者たち」をテーマに、全3回にわたって「経営戦略実践セミナー2021」をウェビナー形式で企画。その第2回が10月15日に開催され、600名を超える聴講者で盛況を呈した。
 全回にわたってメインスピーカーをつとめるのは(株)エクシート(福井県坂井市)の出口淳専務。「変革し続ける経営〜顧客の発展に貢献する問題解決企業への転身を図る」を共通テーマに、第2回は「改革を断行した我が社の現在〜顧客深耕を目指す、クロスセル戦略と営業改革」について講演。既存資産(地元顧客基盤)をターゲットとしたクロスセル戦略で購買体験を提供する営業改革をはじめ、「適正予材」にフォーカスした営業管理手法、さらに富士フイルムの「XMF Remote」によるオンライン校正の活用などを紹介した。
 一方、今年の経営戦略実践セミナーでは、各地で自社を新たな成長軌道に乗せるために奮闘している経営者を毎回ゲストに迎える。今回は東洋(株)(北海道帯広市)の専務取締役・井上雅之氏が登壇。「大転換する東洋(株)の営業戦略〜K字型経済状況において、勝ち組みとなるために」をテーマに、「BtoBビジネス依存からの脱却」という営業戦略のもと、自社で商品やサービスを確立し、一般顧客を対象にその対価で成長できる企業を目指す取り組みの一端が紹介された。
 なお、次回の経営戦略実践セミナーは、2022年1月20日の開催を予定している。

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