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タナック、技能伝承システム「KIZUKI」による現場改善を提案

新人とベテランの作業を左右の動画で見比べることができる

 (株)タナック(本社/大阪市中央区、藤河和子社長)は10月14日、技能伝承システム「KIZUKI」のオンラインセミナーを開催した。
 同セミナーは、営業推進部・執行役員の川西潤氏が「製造現場向けの初めてのDX」をテーマに講演。冒頭、「業績の良い会社は基礎力と再現性を大切にしている」として、熟練技術頼りではなく、DXで勝負する時代であることを強調した上で、「KIZUKI」によるDXで得られるものとして、技術継承・人材育成・業務改善・組織風土改善などを挙げ、「これにより、生産性向上と業績改善のスパイラルを作ることができる」と指摘した。
 また、中小企業の現場で技術継承が難しい理由について「業務・技術はカタチが見えない」として、「KIZUKI」を活用することにより、「口頭のように簡単に、また動画のように分かりやすく、手間をかけずに技術伝承が行える」とその使いやすさに自信を示した。
 そして、「KIZUKI」の活用により、現場は納期短縮やコストダウン、人材育成、不良率低減、安全などの悩みを改善でき、「企業が未来永劫に存続し、社員が幸せになるための仕組み作りが行える」との明るい展望を語った。
 また、シール剥がし作業などを事例に、「KIZUKI」の活用方法を紹介。「新人とベテランの作業を左右の動画で見比べることで、スピードや作業方法などの違いに気付きを入れることができる」として、多くの現場での活用を呼び掛けた。

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