ニヨド印刷（株）（高知県吾川郡いの町、御庄康隆社長）は、インテックス大阪で開催中の第2回関西販促EXPOにおいて、紙製品の販促アイテムのラインアップを紹介している。
　同社ブースでは今回、定番のコンパクトに折り畳めるメモ帳「パタパタメモ」、表紙に高知県産ヒノキ間伐材を使用した「木のリングメモ」などのほか、新商品として熱中症対策にも効果的な紙のハット「POPTECH」を紹介。特殊な切れ込みの紙を2枚以上重ね合わせて貼り合わせることで、野球型メッシュ帽子よりも遮光率が高いことが京都女子大学の寄本明教授の実験で証明されている。
　また同社は今回、脱プラスチックに貢献する紙製品として、FSC森林認証紙を使用した「FSC認証クラフト紙ファイル」、上下2枚の特殊な歯型の間に紙を挟み、加圧することで綴じる技術を応用した「紙エコファイル」のアピールに注力している。針金や接着剤などを一切使用していない、紙のみが材料のエコファイルとなっている。同社は今後も紙製品の取り扱いを拡大しながらSDGsに貢献していく考え。