JP2020レポート|京セラドキュメント、大容量インクコンテナ
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京セラドキュメントソリューションズジャパン(株)(長井孝社長)は「JP2020・ICTと印刷展」において、大容量インクコンテナを搭載した「TASKalfa Pro 15000c Type-L」を展示実演している。
「TASKalfa Pro」は、京セラ製のライン型インクジェットヘッド(解像度600×600dpi)を採用し、150枚/分(A4)の高速シングルパス印刷を実現した枚葉機。今回新たに発表された「Type-L」モデルは、インクコンテナを2.3倍に大容量化することで、稼働効率を大幅に向上させた新モデル。プリンタの高速印刷性能に加え、大容量インクコンテナを採用することでインク交換頻度を大幅に削減し、1時間ノンストップでの9,000枚連続印刷の稼働効率をさらに高めている。また、1枚あたりのインクコストも20%低減できるという。
同社営業本部副本部長の谷口昌氏は、「海外のヘビーユーザーの要望を受けて開発した。商業用印刷市場の中でも需要の高い小ロット多品種出力のデジタル印刷用途に求められている生産性、耐久性に加え、ランニングコストの削減、製品ラインアップの拡充によりさらなる価値を提供していく」としている。