リョービMHIグラフィックテクノロジー（株）（広川勝士社長）は、国際印刷・メディア産業展「drupa2021」への出展中止を発表した。
　同社では、「drupa出展が、新型コロナウィルス感染症でダメージを受けた印刷業界に再び灯をともす契機になる」と考え、出展準備を進めてきたが、開幕まで6ヵ月となる現在、新型コロナウィルス感染症の終息は見えず、さらに世界各地で再拡大する動きを見せていることから、「人と人とが未来を語り合う展示会シーンの実現が困難」と判断。出展の中止を決めた。
　同社は今後、オンラインなどを使って情報発信していく考え。