印刷博物館、開館20周年記念リニューアル内覧会開催
閉じる
凸版印刷(株)(麿秀晴社長)が運営する印刷博物館(樺山紘一館長)は、10月7日に開館20周年を迎えることから常設展を中心とした施設を刷新し、10月6日にリニューアルオープンする。10月5日には来賓などを迎え、「印刷博物館20周年記念リニューアル内覧会」が開催された。
冒頭、挨拶した麿社長は、今回のリニューアルの大きなポイントとして「20年間の活動成果をもとに、当館が独自に構築を目指す、学問体系『印刷文化学』を具体的に展示していること」と説明した上で「これまでの調査研究の成果と来館者からの貴重な意見に応え、新たに積み上げたコンテンツである。正確な情報を印刷して社会の重要な役割を担う一方で、人々の感性に訴える鮮やかな表現力を有する印刷の歴史の流れを感じてもらいたい」と述べた。
続いて挨拶した樺山館長は、「今回の節目に当たり私たちは『専門性』『国際性』『公益性』の3点を基本スタンスとして努力を傾けてきた。これからも、たゆむことなく活動を続けていく」と述べた。
このあと麿社長や樺山館長らによるテープカットで内覧会となった。