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世界で最も美しい本コンクール、「僕らのネクロマンシー」が銅賞

銅賞を受賞した「僕らのネクロマンシー」(写真 澤田和廣)

 第53回造本装幀コンクール(主催=日本書籍出版協会/日本印刷産業連合会)で文部科学大臣賞を受賞した「僕らのネクロマンシー」(NUMABOOKS刊/装幀=藤田裕美)が、今年2月に開催された「世界で最も美しい本コンクール Best Book Design from all over the World 2020」(主催=ドイツ・エディトリアルデザイン財団)において銅賞を受賞した。
 「美しい本コンクール」は世界的に権威のあるブックデザインコンクールとして1963年より毎年開催され、世界中の書籍がエントリーしている。また、審査員は毎年各国のデザイナーや専門家が交代で務め、金の活字賞(1点)、金賞(1点)、銀賞(2点)、銅賞(5点)、栄誉賞(5点)を選出する。
 今年は30ヵ国以上から約700点の書籍が出品され、2月6日から8日の3日間にわたりライプツィヒにあるドイツ国立図書館にて審査会が行われ、厳正な審査の結果、「僕らのネクロマンシー」が銅賞に選ばれた。これにより日本からのエントリー作品の入賞は、4年連続となった。
 なお、造本装幀コンクール事務局では、現在「第54回造本装幀コンクール」の作品募集を行っている。

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