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FFGS、欧州デジタル印刷導入企業と東洋印刷から「営業改革」学ぶ

FFGS・中林部長(左)と東洋印刷・加藤部長代理

 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(辻重紀社長、以下「FFGS」)はpage2020会期中の2月5日と6日、サンシャインシティコンファレンスルームでFFGSセミナーを開催した。
 6日開催のセミナーでは、「デジタル印刷の世界的な本格普及が始まった!ITをフル活用しデジタル時代を勝ち抜く印刷会社の営業戦略」と題し、「ワークフロー」と「デジタル印刷」という切り口から「営業改革」へと導くヒントが提示され、会場は定員150名で満席となった。
 Session1では、「欧州デジタルプレス導入企業5社のビジネスモデル研究」と題し、FFGS営業本部の中林鉄治部長がデジタル印刷ビジネスモデル研究会の海外視察レポートを紹介。デジタル機で印刷の価値を高めるジョブの開発やインターネット活用の営業変革、またMA活用やBPO企業への転身など、欧州5社それぞれの特徴と評価を分かりやすく提示し、デジタル印刷ビジネスのヒントを供した。
 一方、Session2では、あらゆる印刷業務でインターネットをフル活用する東洋印刷(株)の工務部 部長代理 加藤雅章氏が登壇。顧客に入り込んで競合の提案状況なども調査し、そこに新たな視点を加える「ミート戦略」や「違いを作る高い戦略性」といった同社の強みを提示した上で、その重要インフラとして機能する「Toyo Online System(TOS)」の活用事例を紹介。同社の営業改革の一端を紹介した。

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