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モリサワ、文字文化フォーラム「ピクトグラムの機能と役割」学ぶ

ピクトグラムのデザインと表現を説く廣村氏

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は1月22日、東京2020公認プログラムとして第28回モリサワ文字文化フォーラムを本社4F大会議室(大阪市浪速区敷津東2-6-25)で開催。当初設定していた定員のおよそ2倍にあたる300名が聴講し、盛況を呈した。
 今回は、「東京2020オリンピックスポーツピクトグラム」のデザイナーとしても著名なグラフィックデザイナー・廣村正彰氏を講師に招き、「デザインからデザインまで〜ピクトグラム その機能の役割」をテーマに講演が行われた。
 開講に先立ち挨拶に立った森澤社長は、「廣村氏には2009年に竣工した当社大阪本社ビルのサインデザインをお願いした」と両者の関係性を紹介した上で、「ピクトグラムが広く認知された1964年の東京オリンピックでは、手動写植機メーカーであった当社がNHKから委託を受けて国産初のテロップ機を開発した経緯がある。今回も創業者・森澤信夫の意志を受け継ぎ、『何らかの形でオリンピックに協力できないか』と考え、文字の会社として東京2020公式フォントを提供している。この公式フォントとピクトグラムは非常に近い存在。我々としても廣村氏とともに東京2020大会を成功に導きたいと考えている」と述べた。

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