ページの先頭です

西日本リョービMHIパートナーズクラブ、自動化レベル強化へ

広川社長が基調報告

 2019年度の西日本リョービMHIパートナーズクラブ(西井幾雄代表幹事)が11月21日、ホテルモントレ グラスミア大阪で開催された。
 同会は、リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)(広川勝士社長)の中型印刷機以上のユーザーと販売代理店で構成するユーザー会組織。今回は、広川社長による基調報告のほか、特別講演では、(株)ライフ・アンド・シード代表で組織改革コンサルタント・人材開発トレーナーの中野美加氏を講師に迎え、「スシローを変えたスシローを変えた『働き方改革』」と題してセミナーが行われた。
 基調報告で広川社長は、印刷機の出荷状況について、「全判サイズは堅調、四六半裁以下が減少」「多色、ワンパスへのニーズ増加」といった傾向を示した上で、人手不足やムダの排除、資材高騰といった経営環境を背景としたスマートファクトリー化への動きに言及。「自動化」「見える化」「サポート」という3つのソリューションによって、「人が中心になって機械や技術を使いこなす世界」を目指す独自のスマートファクトリー構想の実現に向けた取り組みを強化していく考えを明らかにした。
 また、来年6月開催のdrupa2020について、展示会テーマを昨年のIGAS同様、「Assist Your Potential(技術力と創造力であなたの可能性を支援する)」と定め、準備時間短縮をはじめ、印刷機および工程間における自動化レベルのさらなる向上を提示する考えを示した。

注目コンテンツ