モリサワ会、ソウル五輪・背泳金メダリストの鈴木大地氏が講演
閉じる
(株)モリサワ(森澤彰彦社長)のユーザーで構成するモリサワ会(浅野健会長)の秋期研修会が11月20日、東京・千代田区のホテルグランドパレスにおいて開催され、およそ80名が参加した。
今回は、鈴木大地氏(ソウルオリンピック・100m背泳ぎ金メダリスト)を講師に迎え「スポーツが変える。未来を創る」をテーマに講演が行われた。
ロサンゼルス大会およびソウル大会の両オリンピックに出場した鈴木氏は、「ロサンゼルス大会では、極度の緊張から本来の力を出し切れず悔しい思いをした」と振り返った上で「ソウル大会では、その経験を踏まえて自分の力に自信を持つためにトレーニングを強化した。さらにイメージトレーニングでプレッシャーを跳ね返す努力もした。その結果、金メダルを獲得することができた」と、これまで積み重ねてきた努力を信じることで臆することなく競技に挑めたことが金メダルにつながったと説明した。
さらに鈴木氏は、自身が長官を務めるスポーツ庁の取り組みとして、スポーツによる地域・経済の活性化に向けた活動なども説明した。