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TSF2019レポート|ロール給紙高速無線綴じ製本ライン

厚みバリアブルにも対応

 THINK SMART FACTORY 2019 IN KYOTO(TSF2019)において「ロール給紙高速無線綴じ製本ライン」の実演が行われた。
 富士ゼロックスの工程管理システム「Production Cockpit」でグルーピングされたデータが、本身印刷を行う「11000Inkjet Press」、そして表紙印刷を行う「Iridesse Production Press」に自動的に振り分けられて印刷。本身印刷されたロール紙は、ニアライン連携された太陽機械製作所の「ブックブロックスタッカー」で1冊ごとのブックブロックに集積され、ホリゾンのスマートバインディングシステムへ。9クランプ無線綴じ機「SB-09VF」で表紙をあわせて製本し、三方断裁機「HT-1000V」で版型にあわせたバリアブル断裁を行うという流れ。
 会場では、事前に用意されたロール紙と6種類の表紙を使い、A5サイズの同人誌を、トラッキングを行いながら最高3,000冊/時の高速無線綴じ製本が行われていた。

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