TSF2019レポート|ロボット連動枚葉デジタル無線綴じライン
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THINK SMART FACTORY 2019 IN KYOTO(TSF2019)においてロボットシステム連動枚葉デジタル無線綴じ製本ラインのデモが実施されている。
同ラインは、ロボットや給紙装置を連動させ、無線綴じ製本、三方断裁をインライン接続しながら無線綴じ製本の完全自動化を目指すもの。レゾロジックのWeb to Print受発注ワークフローシステム「Edition PriBiz」で受注したデータをキヤノンの工程管理支援システム「Production Print Flow Manager」が受け取り、表紙のジョブを「imagePRESS C910」、本身のジョブを「varioPRINT 140」に投げ分け、その印刷物をホリゾンのオフラインフィーダー「HOF-400」に積載し、1冊ずつのブックブロックを作成。そのブックブロックを協働ロボットが掴んで無線綴じ機「BQ-270V」に自動で投入する。「BQ-270V」はブックブロックの厚みを計測し、瞬時に機器設定を行うとともに、ブックブロックに印刷されたバーコードを読み取って表紙と本身をマッチング。それを無線綴じ製本した後、そのままインライン接続された「HT-300」で三方断裁し、最終のブックを完成させるという流れ。
なお、新製品の「HT-300」には、バリアブル断裁に加え、フラップカバー断裁機能が新たな機能として追加されている。
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