ナビタスビジョン、ブランクス検査装置の新タイプを発表
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ナビタスビジョン(株)(横浜市港北区、辻谷潤一社長)は、幕張メッセで開催中のJAPAN PACK2019において、ブランクス検査装置「KNB-350」の新タイプ装置を初披露。実演を交えて紹介している。
同製品は、フィーダーで自動供給しながら両面を連続検査するコンベア搬送方式の検査装置。最大搬送速度100m/分で、1時間に1万枚の検査が可能。供給部には専用フィーダーを採用、従来の装置では検査できなかった異形状のブランクス検査を可能にし、集積部の高さは500〜700mmまで調整可能。メッシュベルトによる安定した吸着搬送を行いながら、高解像度ラインセンサでピンホール、文字欠け、かすれ、位置ずれ、異形などの微細欠陥を自動検出する。不良品はフラップ排出機構で自動排出され、良品は枚数をカウントし、あらかじめ指定した枚数ごとに自動仕分けされる。
また、同社検査ソフトの独自技術である輪郭ファジー処理と伸縮補正位置合わせ技術により、印刷の位置ずれや伸び縮み、印刷輪郭部のばらつきがあっても、的確に輪郭部の欠陥を検出する。なお、同展示会の会期は11月1日まで。