全日シール、「びわ湖大会」に300名 - 持続可能な産業へ
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全日本シール印刷協同組合連合会(田中祐会長)の「第61回年次大会・びわ湖大会」が10月25日、滋賀県大津市の琵琶湖ホテルで開催され、全国9協組の組合員、会友、協賛会員、青年部員らおよそ300名が参加した。
近江商人の精神「三方よし」をテーマに掲げた今回は、連合会が直接運営する第2回目の年次大会。京都シール印刷工業協同組合の協力を得て、記念式典、講演会、懇親会などのプログラムが実施された。
記念式典の冒頭、挨拶に立った田中会長は、「SDGs(持続可能な開発目標)」への取り組みにふれ、「大会テーマ『三方よし』の精神は、自らのためだけではなく『社会のためにいま何ができるのか』を考えるという意味で、SDGsと相通じるものがある」とした上で、「組合員や協賛会員ひとり1人が何かを感じて一歩を踏み出し、業界そのものを持続可能な産業に導いていく。その決意を新たにする1日になれば」と述べ、改めて組合運営に理解と協力を求めた。
なお、次回は2020年10月16日、東京都中央区のベルサール汐留において「東京汐留大会」として開催される。