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リコー、東京都大田区の町工場とコラボした展示会開催

デザインと町工場の加工技術を融合

 (株)リコーは、ものづくりの盛んな東京都大田区の町工場8社とコラボレーションし、リコーのデザインと町工場の加工技術を体現した作品24点を展示する「GOOD ENOUGH.」展を9月18日から29日まで、東京・千代田区のGOOD DESIGN Marunouchiで開催する。
 「GOOD ENOUGH.」とは、ものづくりにおける「作り手」と「使い手」の双方にとって、ちょうどいいと思える「良い塩梅」を探るリコー総合デザインセンターのプロジェクト。ものづくり上の制約をポジティブに変換し、個性として仕立て上げることで、簡素な作りが醸し出す健康的な美しさを追求している。
 リコー創業の地である大田区は、ものづくりの街として広く知られ、様々なジャンルの町工場が混在し、板金加工・切削・研磨・メッキなど、各工場がそれぞれの分野で技術と知見を蓄積している。複数の町工場が得意分野の工程を担当し、ひとつのモノを一緒になって作り上げる「仲間回し」という文化が大田区には根付いている。
 今回「GOOD ENOUGH.」をコンセプトに、リコーの若手デザイナーが町工場の持つ加工技術の特性を活かしたデザインを行い、24点の作品を作製。実際に複数の町工場による「仲間回し」によって作られた作品も展示される。

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