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京都dddギャラリー、「ドヴァランス─システムを遊び場に」開催

8月28日~10月23日まで開催

 京都dddギャラリー(京都府京都市右京区太秦上刑部町10)では、8月28日から10月23日まで、第222回企画展「ドヴァランス─システムを遊び場に」を開催する。
 deValence(ドヴァランス)は、現在フランスで最も精力的に活動しているグラフィックデザイン・スタジオのひとつ。その質の高いデザインの手法は数多くの分野で高く評価され、フランスを代表する数々の現代アーティストを顧客としてきた。
 ドヴァランスのグラフィックデザインは、厳密で効果的な独自の視覚システムを展開し、受け手が能動的にデザインを見て、考え、読み取ることを促す。スイスとオランダのデザインの系譜に連なるドヴァランスは、タイポグラフィー、そして形態を操作するプロセスに細心の注意を払っている。また、活発なデザインの仕事と並行して、スタジオは出版社B42を併設しており、デザインを含む視覚文化全般に関わる書籍を出版し、視覚文化および社会におけるデザイナーの役割について考察するツールを提供することにも力を入れている。
 日本初となる今回の個展では、ドヴァランスが現代グラフィックデザイン変革の一翼を担ってきたことを示す代表的な作品の数々を紹介する。

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