京都dddギャラリー、「ヘイセイ・グラフィックス」開催 8月17日まで
京都dddギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10)は8月17日まで、第221回企画展「ヘイセイ・グラフィックス」を開催している。
今年4月に平成の時代が幕を下ろし、「令和」の時代がスタートした。30年余り続いた平成は、日本の元号の中でも4番目の長さにあたり、まさに1つの「時代」を形作ったといえる。この30年間は社会の構造自体がめまぐるしく変化を続けた。そのような流れの中で、大衆文化や情報、経済、社会などと密接にかかわるグラフィックデザインも、否応なく変化の波に飲み込まれることになる。
同展では、DTP文化振興財団が所蔵するポスターの中から、平成の期間中に制作された作品を展示する。激動の30年の中で、グラフィックデザインがどのようにその変化に寄り添い、また視覚コミュニケーションによりどのように時代に影響を与えてきたのかを検証する。