HDF21アイネクトフォーラム、若手経営者3氏が後継ぎの葛藤語る
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ハイデル・フォーラム21(HDF21)は2月20日、帝国ホテル大阪において、アイネクト・フォーラム/近畿地区会共催セミナーを開催。若手経営者や後継者、次世代経営幹部などおよそ100名が参加した。
今回は、新井貴之氏(アサヒコミュニケーションズ社長)、南貴之氏(ケーエスアイ社長)、浅野晋作氏(金羊社社長、アイネクト・フォーラム会長)の若手経営者3氏が登壇。アイネクト・フォーラムの活動方針「自社変革の気づき〜30年後も価値のある会社であるために」をテーマに、パネルディスカッションが行われた。
ファシリテータをつとめた紀世志広HDF21事務局長リードのもと、各氏、まず後継者としての覚悟やプレッシャー、また先代である父への尊敬の念と裏腹に、これまでの対立や確執、葛藤などが赤裸々に語られ、それぞれの経験からそれらを解決へと導いたきっかけや出来事などが紹介された。
また、社員との関係については、各氏とも「人づくり」が急務だとする一方、工場運営についてはオートメーション化による全体最適の必要性に言及。「印刷」というものづくりをベースに新たなサービス、仕組みをつくり、クライアントに効果・成果を提供できる会社経営を目指すことで意見が一致した。
最後は浅野氏が各会社の社員の「交換留学」的な取り組みを提言して締めくくった。