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色彩技術研究会、管理職向け「今さら聞けない色彩管理」勉強会

次回は10月頃の開催を予定

 色彩技術研究会は、2月19日、東京・越中島のホワイトカンバスMON-NAKAにおいて勉強会「管理職のための今さら聞けない色彩管理」を開催した。
 近年、印刷産業でも色彩計測機器を使用して印刷物や色校正の色彩管理を行う場面が当たり前になり、ISO12647やジャパンカラーといった色彩管理も定着しつつある。同研究会は、このような数値による色彩管理を啓蒙するため、カラードック、テシコン、日本平版機材、ロミクスCSの4社が2016年に立ち上げたもの。同研究会では、「今後、色彩管理について標準的に数値化が必要で、クライアントを色彩管理でリードする立場になる人材教育が必要である」との観点から、これまで新人の現場オペレータを対象に勉強会を開催してきたが、第5回目を迎えた今回は管理職を対象に「現場オペレーターと基本事項を共有するための勉強会」を企画。デジタル印刷分野における色の数値管理や分光光度計を使用した色管理、印刷における湿し水管理、ICCプロファイルの仕組みなど、いずれも基礎部分を中心とした解説が行われた。

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