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IGAS2018レポート|RMGT、IoT活用による印刷の「見える化」

RMGTプレスインフォメーションクラウド

 リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)ブースでは、「ロボットによる自動化」と「IoT・クラウドによる見える化・生産性向上」という視点から、未来のスマートファクトリー構想を提示。「IoT・クラウドによる見える化・生産性向上」では、IoTやクラウド技術を活用して、印刷機の稼働状況や生産性指標をリアルタイムに遠隔地からでも閲覧できる「RMGTプレスインフォメーションクラウド」、遠隔支援によって印刷機トラブルによる機械停止時間を最短化する「RMGTリモートメンテナンスサービス」など、未来のスマートファクトリーを構成する機器やサービスを提案している。
 「RMGTプレスインフォメーションクラウド(開発中)」は、工場内に複数台ある印刷機の稼働状況を「見える化」するもの。印刷速度や枚数、機械停止などの状況をリアルタイムに離れた所から監視し、各種指標をすぐに得られるため、生産性向上へ迅速に対策を打つことができる。ブースに設置された2台の印刷機(RMGT10、RMGT9)を実際につないで、稼働状況や各種指標を見ることができた。
 一方、「RMGT遠隔支援システム」は、IoT機器を通じて、印刷機のトラブル箇所をRMGTコントロールセンターから目視して問題・原因を早期特定し、対策を早期実施する方法を確立することで、出張修理をせずに機械のダウンタイムを最短化する。

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