IGAS2018レポート|三起機械、スリッター型ロールラベル検査装置
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三起機械(株)のブースでは、ナビタスビジョンソリューション(株)と協同開発した、これまでの常識を覆したとも言える、NGラベルを貼り替えた後に再検査が可能なスリッター型ロールラベル検査装置「SNR-350SB」が発表され、来場者の注目を集めている。
同製品は、従来のスリッター検査装置の常識を覆したとも言える装置で、スリットしながらの検査中、NGラベルを貼り替えた後に逆転搬送が可能で、再検査が可能となっている。ロールtoロールの検査装置は、検査カメラを通過した後、NGラベルがあると検査装置は一旦ストップさせることが多く、それを人の手でOKラベルと貼り替えるが、人による作業のため、ここでも向きを逆に貼り替えたり、別品種のOKラベルを貼ってしまったりするなど、再度ミスをしてしまうこともあるという。このため、ロールを巻き戻して再検査するのが通常だが、スリットしながらだと巻き戻すことができず、再検査できないという構造上の事情があった。
同製品はその問題を解決しており、シール・ラベル業者から大きな注目を集めていた。
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