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KOMORI、UVIJ機「Impremia IS29」導入の福博綜合印刷で内覧会

昨年7月に設置されたUVインクジェットデジタル印刷機「Impremia IS29」
印刷実演では3つのジョブを敢行

 (株)小森コーポレーション(本社/東京都墨田区、持田訓社長)は2月27日、昨年7月に29インチ枚葉UVインクジェットデジタルプリンティングシステム「Impremia(インプレミア)IS29」を導入し、本格稼働を開始した福博綜合印刷(株)(本社/福岡県福岡市、水内醇一社長)において特別内覧会を開催し、22社42名が参加した。
 冒頭、挨拶した水内社長は、「オフセット印刷に近い品質」「厚紙や薄紙でも問題なく印刷できる用紙対応力」「プリコーティング不要」などの特性を評価し、「Impremia IS29」を導入したことを説明した上で現在は、オフセット印刷機とのカラーマッチングを確立し、色校正出力など中心に稼働を開始していることを報告。加えて昨年入社の女性オペレータが担当していることも明らかにした。
 このあと行われた印刷実演では、ペットショップ用販促ツールとしてチラシ、ポスター、卓上カレンダーの3つのジョブを敢行。第1ジョブでは、バリアブル機能と反転機構を活用し、表紙や店舗名が異なる6種のチラシを印刷。第2ジョブでは、プロセス4色のほかDICカラー35色およびPANTONEカラー54色などの特色を加えたポスターを印刷し、高色域機能を披露。最終ジョブの卓上カレンダーでは、バリアブル機能により、12月から1月の丁合順で印刷を行い、スムーズな後加工との連携による効率化を実証した。

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