第一印刷所、レーザー加工機を導入し新たな商品開発に着手
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(株)第一印刷所(本社/新潟県新潟市、堀一社長)は、SEI社(イタリア)製のレーザー加工機「FLEXI(フレキシィ)800」を同社のグループ企業である(株)太陽プリントに導入し、稼働を開始した。1月22日には、太陽プリントにおいて、地元メディアや業界関係者らを招き、レーザー加工機導入発表会が開催された。
同社が導入した「FLEXI800」は、クラス最高速の加工スピードを持つ、高性能レーザー加工機で最大加工サイズは800×800mm。「カット」「ハーフカット」「表面彫刻」などの多彩な超微細カットで印刷物の高付加価値化を実現する。
今後、同社では、新潟ならではの微細なカットを盛り込んだ商品やインバウンド向け商品の開発を行っていく。とくに同社の女子企画チームによる女性視点を重視した商品開発を積極的に行っていく方針。
発表会の席上、挨拶した第一印刷所・阿部正喜常務取締役は「今回の設備投資により、『微細加工を生かした新たな商品を開発したい』など、従業員のモチベーションが向上した。今後は、微細加工と当社スタップのアイディアを駆使し、様々な商品を市場に提供していきたい」と述べた。