コダック社は、サステナビリティ・レポート2021「One World,One Kodak」を発刊した。
　同レポートは、環境や社会の持続可能性の向上に取り組んでいるコダック社の実績と目標が網羅され、同社の2018年から2021年における事業活動を反映して、コダック社全体および世界中で実施している持続可能性への取り組みについて報告している。
　36ページにわたるレポートには、コダックのプログラム、具体的にはムダの削減、省エネ、温室効果ガスの排出量削減、節水、従業員および地域社会とのエンゲージメント向上の概要が記載されており、また新型コロナウイルス感染症のパンデミックにともなう課題に対し、コダックがどのように対処したのか、そして世界的なウイルスとの戦いを支援するために、自社の資源と技術を新しい方法でどのように活かしたのかについても詳しく解説している。
　レポートには、コダックの持続可能性に関する最新の成果のほかにも、2025年までの持続可能な目標も明確にしている。また、コダック製品が省エネ、節水、化学物質の使用削減、ムダの排除などを通して、世界の印刷産業におけるユーザーの持続可能性を高めるためにどのように役立っているかを強調している。
　なお、同レポートの日本語版は、コダックジャパンのホームページから閲覧・ダウンロードできる。