日本HP、ガンバ大阪と三菱ケミカルの循環型システム構築に協力
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(株)日本HP(本社/東京都港区、岡戸伸樹社長)は、三菱ケミカル(株)(本社/東京都千代田区、和賀昌之社長)が取り組む循環型システム実証試験で使用される生分解性紙コップ約10万個の紙面の印刷にHP Indigoデジタル印刷ソリューションが採用されたことを発表した。
この実証試験は、三菱ケミカルが(株)ガンバ大阪と連携し、三菱ケミカルの生分解性樹脂BioPBSを使用した紙コップを起点とするコンポストによる循環型システム実現に向けたもの。使用される紙コップの紙面は、(株)マルタカ(本社/千葉県流山市、遠藤佳男社長)が「HP Indigo 20000デジタル印刷機」で印刷している。
具体的には、ガンバ大阪が主催する2022年のJ1リーグの試合会場にて使用された紙コップをスタジアムで回収し、食品残渣発酵分解装置で食品残渣物などと一緒に1次堆肥化する。1次堆肥は回収され2次、3次堆肥化したのち、堆肥として販売されるという、紙コップを起点とした循環型システムとなっている。
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