東洋インキ、スクリーン印刷用バイオマスインキ開発
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東洋インキ(株)(山岡新太郎社長)は、スクリーン印刷用バイオマスインキ「LIOCREATE FLASH DRY SS TMPE BIOシリーズ」を開発した。
同社グループは、さまざまな印刷に対応する再生可能な植物由来原料を用いたバイオマス製品を開発、提供しており、2018年には「バイオマス製品開発によるサスティナブル社会実現への貢献」が評価され、地球環境大賞 環境大臣賞を受賞するなど、持続可能な社会実現に向けた取り組みを推進している。
今回開発したインキは、バイオマス度10%のUV硬化型スクリーンインキ。環境意識が高まる中、プラスチック容器のバイオマス化を見据え、業界に先駆けて先行開発したものである。優れた柔軟性を持つ塗膜を形成し、処理ポリオレフィン(ポリプロピレン・ポリエチレン)ボトルやチューブの印刷に適している。シリコン系添加剤を使用していないため、後加工適正にも配慮している((一社)日本有機資源協会「バイオマスマーク」申請中)。