トーヨーケム、提案型省エネ活動で「2020年度省エネ大賞」受賞
閉じる
トーヨーケム(株)(町田敏則社長)は、川越製造所における「提案型省エネ活動と生産現場連携による燃料費削減・手法展開」が評価され、2020年度省エネ大賞省エネ事例部門において、省エネルギーセンター会長賞を受賞した。
省エネ大賞は、一般財団法人省エネルギーセンターが主催し、優れた省エネの取り組みや省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するもの。トーヨーケム川越製造所は操業から60年以上が経過し、また現場主体で設備管理を行っていたため、正確なエネルギーフローの把握ができておらず、エネルギー効率の悪い状態が続いていた。今回、川越製造所内においても、とくにエネルギー負荷の高い生産棟を省エネモデルとすることを目標に、テクノエネルギー課が省エネ活動の主体となって、取り組みを生産現場に提案する「提案型省エネフロー」を構築。これによりモデルとした生産棟全体における11・4%相当のエネルギー削減を見込んでいる。