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山櫻、フェアトレード紙「バナナペーパー」のカードと賞状発売

ザンビアのエンフエ村の住人が、バナナの茎の繊維に含まれる水分を除去し、乾燥させる作業を行っている

 (株)山櫻(市瀬豊和社長)は、アフリカのザンビアで生産されるオーガニックバナナの茎の繊維にFSC認証パルプを加え、日本の和紙技術を用いて作られたバナナペーパー(One Planet Paper)のカード(単/二折)と賞状(A3)を発売した。
 バナナペーパーは、バナナの茎の繊維を生産量に対して5%配合した、環境・健康・経済を持続的に守るフェアトレード紙で、生産地に雇用を生むことで、環境問題と途上国の貧困問題を解決したいという想いから生まれたもの。ザンビアのエンフエ村の住人が、バナナの茎の繊維に含まれる水分を除去し、乾燥させる作業を行っており、これらの仕事から得た収入で、安全な飲み水や栄養のある食事を手に入れたり、マラリアを予防するための蚊帳を買ったり、病院に行くことができるようになった。
 また、アフリカでは3,000万人の子供たちが学校に行けず、女性の40%以上が基礎教育を受けられない。バナナペーパーの売り上げの一部はこれら女性たちの教育支援にあてられ、またバナナペーパーからの収入は子どもの就学にもつながっている。

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