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コダック、豊国印刷で「SONORA Plate Green Leaf Award」授賞式

コダック・藤原社長(左)から記念の楯を受け取る豊国印刷・廣田社長
出力されたSONORAプレート(奥)とSONORAで印刷された書籍

 コダックジャパン(藤原浩社長)は4月3日、「2018年度 KODAK SONORA Plate Green Leaf Award」を日本企業として唯一受賞した豊国印刷(株)(本社/東京都文京区目白台、廣田浩二社長)の授賞式を開催した。
 豊国印刷は、講談社グループの本づくりを担う出版印刷会社。文庫や単行本など書籍専門の生産ラインを集約した「Kodansha Book Factory」(埼玉県ふじみ野市)では現在、1/1色の両面枚葉印刷機(菊全判・四六全判)5台を運用し、小ロットの書籍生産ニーズに応えている。
 同社がコダックの完全無処理版「SONORA」を採用したのは2017年の夏。返本率の改善や重版のより小ロット・短納期化を目指す中で無処理版に着目。結果、小ロットの下限を1,600部から300部まで引き下げることに成功するとともに、トータルコストも15%、300万円以上の削減を達成している。
 今回で6回目となる同賞は、持続可能な印刷ソリューションを推進するコダックが、製品、サービス、運用において環境負荷軽減に取り組み、とくに優れた実績を挙げているユーザーを表彰するもの。今回の豊国印刷の受賞では、SONORAの特性を上手く活用した返本率の改善をはじめ、総合的な環境負荷軽減への取り組みが評価された。

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