日本WPA、グリーン購入法で「水なし印刷」が採用される
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(一社)日本WPA(田畠久義会長)は3月28日に記者会見を開き、2019年4月1日に改定・施行される「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(略称=グリーン購入法)および、そのガイドラインである「グリーン購入の調達者の手引き」に環境保全につながる優れた技術の1つとして「水なし印刷」が掲載されたことを報告した。
会見には、田畠会長をはじめ、奥継雄副会長と小川勇造事務局長が出席。その席上、挨拶した田畠会長は「水なし印刷による環境保全への取り組みが評価されたと実感している」と述べた上で、今後は、様々なイベントを通じて、水なし印刷の環境優位性を発信していく考えを示した。
改定された基本方針では、「22-2印刷役務」におけるオフセット印刷のVOCの発生抑制の印刷工場で実施しなければならない対策の1つとしてトップに「水なし印刷システム」の導入が掲載されている。また、環境配慮チェックリストの様式例でも、オフセット印刷の環境配慮技術のトップに掲載されている。とくに手引きでは、バタフライロゴやバタフライCO2ロゴとともに、水なし印刷の環境優位性やロゴの使用基準などが詳しく説明されている。
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