ハイデルベルグ、DAYブランケットを日本市場へ再投入


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ハイデルベルグ・ジャパン(株)(本社/東京都品川区、ヨルグ・バウアー社長)は5月23日、記者会見を開き、印刷資材メーカーとしてグローバルに事業展開しているフリントグループと日本におけるDAYブランケットの独占販売契約を締結したことを発表した。
フリントグループは、およそ30年にわたって日本市場にDAYブランドのブランケット製品を供給してきたが、2022年を最後に日本市場から撤退している。さらに印刷需要の減少やコロナ禍による生活習慣の変化などを背景に他のブランケットメーカーも日本市場から撤退しており、現在、日本の印刷会社が選択できるブランケット製品が減少している。
今回の独占販売契約は、ユーザーに提供できるブランケットの幅を拡げていくとともに、網点がシャープに再現され、ドットゲイン量が少なく安定した印刷を実現することで定評のあるDAYブランケットを、これまで使用してきたユーザーに対し、再度使用できる環境を整備することを目的としている。
今後は、ハイデルベルグの提供するサフィラブランドのブランケット製品として油性機用、UV機用など複数製品を用意して提供していく。また、枚葉機用だけでなく、輪転機用のブランケットもラインアップしていく。
さらにハイデルベルグ製印刷機だけでなく、他社印刷機メーカーを使用するユーザーに対しても提案していく方針。
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ジャンル: 企業・経営 製品・サービス