グンゼ、メカトロ事業の事業譲渡に向けホリゾンと交渉開始
グンゼ(株)(大阪府大阪市、佐口敏康社長)は、3月28日開催の取締役会において、(株)ホリゾン(以下「ホリゾン社」)と、同社メカトロ事業の事業譲渡に向けた交渉を開始することを決議した。
同社メカトロ事業は、自動繰糸機などの製造販売を行う機械事業部として発足し、1989年に新大阪造機(株)を吸収合併するなどの事業拡大を経て、現在では印刷業界や乳業、飲料、食品加工、医薬、包装など多岐にわたる分野において、自動化・省力化機器を提供している。一方、ホリゾン社は業界トップシェアを誇る製本関連機器メーカーとして開発から製造、販売までを自社で一貫して手掛けており、その製品は日本、アメリカ、ヨーロッパなど世界120ヵ国以上で導入されている。
今回、メカトロ事業の成長戦略を検討する中で、グローバルに事業を展開し、製造力に強みを持つホリゾン社へ事業譲渡することが最適であると判断し、交渉を開始することとなった。