富士フイルムSS、罹災証明交付迅速化に向けた取り組みが栄誉
富士フイルムシステムサービス(株)(富士フイルムSS)は、内閣官房が主催する「Digi 田(デジでん)甲子園2023」民間企業・団体部門で優勝し、「内閣総理大臣賞」を受賞した。今回の受賞は、同社が提供する「罹災証明迅速化ソリューション」を通じて、災害発生時の自治体による罹災証明書交付の迅速化に貢献したことが評価されたもの。
「Digi 田甲子園」は、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が、地方公共団体、民間企業・団体などがデジタルの力を活用して地域課題の解決等に取り組む事例を幅広く募集し、とくに優れた取り組みを内閣総理大臣賞として表彰するもの。今回は、全国から240件の応募が集まり、書類選考やインターネット投票、審査委員会による審査を経て、受賞者が選ばれた。
今回、同社は、災害を経験した自治体の知見と富士フイルムグループの画像処理技術等の組み合わせによって開発した「罹災証明迅速化ソリューション」において、実災害時に住民の復興に必要となる罹災証明書の交付にかかる時間を短縮した実績が評価された。
なお、「罹災証明迅速化ソリューション」は、2023年度グッドデザイン賞も受賞している。